2022年のIPOはどうなるのか?スタートアップ企業への投資は逆風に。

  • 2022年6月26日
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IPO

2022年のIPOは不調です!

IPOといえば連戦連勝する宝くじと言われていました。
しかし、2022年はIPOの流れが変わってきています。

2021年は2020年のコロナの流れもあり、IPOは125社となっていましたが、2022年は相場はかなり変わり半期でまだ37社です。

2021年まではIPOの勝率は約8割

IPOの毎年の勝率を見てみましょう。

  1. 2021年82.5%
  2. 2020年74.1%
  3. 2019年88.3%
  4. 2018年88.0%
  5. 2017年91.1%

2021年は125社と近年まれに見る上場数でしたが、勝率は80%を超えています!
コロナ禍で相場が悪い状況だった2020年ですら75%近い勝率となっています!

つまり、IPOは当選すればほぼ勝てる投資でした
しかも平均の騰落率は+50%と当たれば1.5倍になって返ってくる非常に素晴らしい投資です。
その為、IPOは宝くじと言われており、非常に人気の投資となっています!

2022年はIPOは儲からない

6月25日時点で2022年に上場した会社は31社です。

そのうち、初値が公募価格を超えたのは22社と勝率は71%です
しかも騰落率も+41%と当たっても大きく儲かる可能性が下がっています。

コロナ禍の2020年は当たれば2倍になっていましたので、2022年はコロナ禍も悪い状況です!

つまり、2022年のIPOは当たってもあまり儲からない投資になっています!

その為、IPOは終わったと言われることもあり、儲かりやすい投資とは言えなくなってきています。
IPOへの積極投資は続ける予定ですが、少し弱気になっているのは間違いありません!

2022年のIPO数は30%以上も減少

2022年はベンチャー企業にとってはかなり厳しい1年になっています。
アメリカの金融引き締めにより、債券利回りが上昇しリスクマネーがどんどん縮小しています。

単純に言えば、アメリカの債券利回りが上がっているので、わざわざリスクを取らなくても投資の利益が出やすくなっています。
スタートアップ企業への投資は比較的リスクが高く、余っていたお金の投資先になっていました。
その為、あまりリスクを高めなくても利回りが出るこの状況はスタートアップにとってはお金が集まりににくくなります。

実際に日本のスタートアップ市場にも大きな打撃があります。
資金調達に失敗をして、M&Aや倒産するスタートアップも2022年は増えていくでしょう。
そして、IPO市場にもこの影響が出ています。

2021年は活況だったIPOも案年で見通しで37社と前年同期(53社)から30%減少しています。
リーマン・ショック以来の落ち込み幅になっており、IPO市場はかなり冷え込んでいます。

2022年もIPO戦略は変わらない

勝率7割は確かに、今までのIPO市場の中では低い水準かもしれません。
しかし、普通の投資と考えれば全然ありな投資です!

7割の確率で40%も儲かる投資は他にありません!

しかも、個人的にはスタートアップ企業を応援しています。
日本の今後の経済発展の為には面白いスタートアップ企業がどんどん出てくる必要があります。

それを少しでも良いので支えて、さらに自分自身も利益が出れば良いなと思っています!
FUNDINNO(ファンディーノ)にも投資をして、面白そうな企業を応援しています!

2022年のIPOはどうなるのか?スタートアップ企業への投資は逆風のまとめ

それでは2022年のIPOはどうなるのか?スタートアップ企業への投資は逆風に。をまとめてみましょう。

①2022年はIPO市場は逆風の年
②2021年は2020年のコロナ禍の反動もあり125社が上場!
③2022年は半年で37社で前年から30%減少
④勝率、騰落率も2022年は良くない
⑤2022年はスタートアップにとっては試される年!そこをしっかりとフォローしたい!
2022年はスタートアップ企業にとってはかなり苦しい1年になると思います!
それでもここを乗り越えてきた企業はそれなりに強い企業でしょう!
また、FUNDINNO(ファンディーノ)などを通じて少しでもスタートアップ企業を応援する流れも必要だと思っています!
もし、スタートアップ企業を応援したい方は是非とも、投資をしてみてください!
すでに10万人以上が口座を開設しています。
どんどんスタートアップ投資家が増えていってほしいですね!
FUNDINNO(ファンディーノ)
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