最近よく聞くFIREとはなにか?日本でFIREを目指すなら年収30倍の資産を作れ!

最近Twitterなどを見ていてよく聞く言葉がFIREです。
ぱっと見た時はクビの意味かと思っていましたが、文脈でみるとどうしてもクビの意味にはなりません!
労働に縛られない生き方としてFIREとはどんな意味かを見てみましょう!

FIREは経済的自立した早期退職

FIREの意味を見てみましょう!

FIREとは「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」という意味です。
つまり、資産を大きくして、労働に頼ることなく退職することを言います。

給料がなくても、自分の資産から生み出されるお金のみで生きいければ、労働に縛られることなく自由な身になれます。
いわゆる経済的自由ということですね!
金持ち父さんの本でも紹介がありましたが、投資をしている人が夢を見る生活がFIREです。

FIREをするにはいくら必要か?

FIREが生まれたアメリカでは年間支出の25倍が資産を持つことがFIREの目安となっています。

理由としては年に4%の運用をすれば、年間支出を賄えるからです。
年間支出が200万円であれば5000万円、300万円であれば7,500万円になります。
4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算しているのが根拠になります。

日本に当てはめてみましょう。
IMFの統計では、日本の2015年~2019年の平均インフレ率は0.52%とアメリカのインフレ率よりもかなり低いです。
東証一部上場企業の株式益回りは約4%です。
差し引きで約3.5%で年間支出の約30倍ほどの資産があればFIREは可能です

日本でFIREができる資産はいくらか

それでは日本でFIREが可能な資産がいくらかを計算してみましょう。

総務省「家計調査(家計収支編)2019年」から計算してみました。

  • 二人暮らし 月25万円 年300万円
  • 三人暮らし 月30万円 年360万円
  • 四人暮らし 月34万円 年400万円

それではこれらを30倍してFIREに必要な金額を見てみましょう。

〇二人暮らし  9,000万円
〇三人暮らし 1億800万円
〇四人暮らし 1億2000万円
最低でも約1億円以上の資産が必要という計算になりました
日本の成長率を考えると、やはりアメリカなどと比べてやや高い資産が必要です。
もちろん、資産運用がうまくこれ以上の運用益を出せるのであれば、より低い資産でもFIREは可能ですが、現実的に見ると1億円が妥当でしょう。

FIREをするには資産運用は必ず必要!

国税庁の民間給与実態調査の令和元年の調査によると、日本の平均年収は436万円となっています。
手取りを計算すると年間で350万円ほどになります。

手取り350万円で1億円の資産を作るには約29年かかる計算です。

二人暮らしで共働きの場合は平均で700万円(350万円×二人)になります。
そこから必要な支出である300万円を引くと、年間は400万円ですので1億円を貯めるには25年とかなり長い道のりです。

そこで助けとなるのが投資です。

もし、毎月30万円を4%で運用した場合は19年で1億円の資産を得ることが可能です。
貯金だけですと25年かかりましたが、6年も短くなりました
これは複利の力によって、資産がどんどん増えていくからです。

FIREを目指すからにはなるべく早く投資を始めて複利の力を目いっぱい使うことが大切です。

SBI証券などの手数料の安い証券会社を使えば、元手が少なくても十分に投資は可能です!
FIREを目指す1億円を作るのであれば、まずは証券会社に口座を開設してみましょう!

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

FIREのまとめ

それではFIREの意味をまとめてみましょう。

〇FIREとは経済的自立した早期退職のこと
〇日本だと年間支出の30倍程度が必要
〇日本でFIREを目指す場合は1億円を目安
家族構成にもよりますが、日本でFIREを行うには約1億円が目安となります。
アメリカよりも株式による収益が少ないため、日本は高めになってしまいます!
FIREを目指すためにはまず、投資から始めてみてはいかがでしょうか?
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