上場するとずっと言っているが上場していない企業!
それは東京メトロです!
政府が大量の株を保有する東京メトロは、2022年度までに売却して、売却益は東日本大震災の復興財源に充てることが決まっていましたが、5年間延長して2027年度までになりました。
当初は2009年度に上場を予定していましたが、のびのびになっています。
さて、今回東京メトロの主幹事証券会社が決まり、IPOに向けて一歩前進しました。
東京メトロとはどんな会社?
言うまでもありませんが、東京メトロがどんな会社かを見てみましょう。
東京メトロ(東京地下鉄)は、日比谷線、銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線の9路線を持っている地下鉄です。
民営化以前は帝都高速度交通営団というとっても格好良い名前でした(笑)
私も東京メトロよりも営団地下鉄で育ってきた世代ですので、営団地下鉄の方が馴染みがあります。
東京メトロの株主は、日本政府が53.4%、東京都が46.6%です。
現状は東京都と政府が株式を持つ民間企業とは言えない状況ですが、IPOによって状況は変わってきます!
東京メトロの主幹事証券会社はどこなのか?
それでは東京メトロの主幹事証券会社を見てみましょう。
東京都の報道資料に詳細が記載されています。
- 国内区分
野村證券株式会社
みずほ証券株式会社
三菱UFJモルガンスタンレー証券株式会社
- 海外区分
ゴールドマン・サックス証券株式会社
BofA 証券株式会社
国内は名立たる証券会社がならんでいます。
SMBC日興証券は色々と問題があったため、主幹事には入っていません。
海外区分のBofA 証券株式会社とは?
ここで少し気になったのが海外区分のBofA証券株式会社です。
名前はあまり聞いたことがない証券会社ですね。
BofA証券株式会社とはバンク・オブ・アメリカ系列の証券会社です。
元々はメリルリンチ日本証券という名前でしたが、2020年にバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの商号をバンク・オブ・アメリカに変更したことにより、ブランドを統一しています。
その際に、メリルリンチという名前をやめ、BofAという名称に変更しています。
まだ歴史がそこまでない証券会社なので、聞きなれない名称ですね。
いずれにせよ東京メトロの海外主幹事はゴールドマンサックスとバンク・オブ・アメリカという最強タッグです!
海外市場でどれくらい人気になるか楽しみですね!
東京メトロの主幹事証券会社が決定!IPOへ向け一歩前進!のまとめ
東京メトロの主幹事証券会社をまとめてみましょう。
②国内は野村、みずほ、三菱
③海外はゴールドマンサックスとBofA
④BofAはバンク・オブ・アメリカの略で旧メリルリンチ証券
思い出すと就活の時に東京メトロの上場の話は出ていましたので、もうすでに13年以上も経過しています!
主幹事も決まりIPOに向けてやっと全身が見えてきました!