日本はどんどん貧しくなっています。
バブル経済の時代は私も小さくて記憶にはありませんが、その時代に比べると今の日本は大きく変わっています。
実際に記憶のある2000年代と比べても、日本は裕福になっていると感じてはいません!
実際に全世帯の所得は94年の550万円から19年は372万円と32%(178万円)下がっています。
所得再分配を加味しても、中央値は27%減少
税の基本は年収の高い人から多く徴収し、年収の低い人に再分配をします。
つまり、年収の差以上には差にならないようにしています。
これを所得再分配と呼びます。
しかし、所得再分配を加味しても、中央値は509万円から374万円へ27%(135万円)と大きく減少しています。
ここで注目なのは中央値ということです!
中央値とは下から数えても上から数えても同じ順位になる値です。
平均だと高所得者が押し上げる形になりますので、中央値の方が実態を表しやすいです。
それだけ日本の中間層の年収が下がっているということです。
これは肌勘としても納得できる数字でしょう!
10年で150万円は1年で10万円以上の減少
10年で150万円の減少ということは、1年で10万円以上の減少が続いているということです。
日本の中間層で毎年同じ生活水準を保ちたいのであれば、10万円以上も稼ぎを増やしていく必要があります!
年に10万円だと毎月換算で1万円近く手取りが減る計算です。
確かに消費増税や社会保険料の上昇に伴い、手取りはどんどん減っているのが実情です。
円安がさらに拍車をかける!
2022年になって、日本がさらに貧しくなる事象が発生しています!
それが円安です!
先日のブログでも書きましたが、円安になれば世界的に見ると日本は貧乏になります。
すでに円安が進み半年前は110円程度だったドル円相場が気が付けば20%近く円安が進み130円を突破しました。
つまり、日本人の年収はわずか半年で15%ほど減少したということです。
年収1,000万円の方であっても、この半年で15%ほど減少しドルベースでは850万円と同等の年収しかありません。
手取りが減っている中、でドルベースでは年収が下がりさらに悪いインフレが進み日本はさらに貧しくなっていくでしょう。
何もしなければ日本は終わるかも
2021年までは日本は徐々に死んでいくのであろうと思っていました。
しかし、2022年に入り急激な円安が進む中、日本は急激に死んでいっていると思います。
まだ、一部の人しか感じていませんが2022年の家計は今までにない以上に苦しくなっていくでしょう。
その為にも今の事実に目を背けずに何をするかを考えていくべきです。
もちろん年収を上げていくことも重要ですし、転職してスキルを磨いていくことも大事です。
一つに事をするのではなく、複数の対策を組み合わせてこの状況を個人としても打破していくことが必要でしょう!
簡単に始められるのは投資!
転職やスキルを磨くことには時間がかかります!
そこですぐに始められる事を紹介しましょう!
それは投資です!
日本の大企業のトヨタは比較的円安につい良い企業ですので、株価の増加が見込まれます。
さらに、会社の企業価値は円ベースでもドルベースでも基本的にはかわりません。
つまり、円安になれば株式相場は業績に関係なく上がっていきます!
(海外投資家に買いたたかれているという意味もありますが・・・)
資産を失わない為にもなるべく早く、少額からでも投資を始める事をオススメします!
全世帯の所得は25年で32%、175万円減少。どんどん貧しくなる日本。のまとめ
全世帯の所得は25年で32%、175万円減少。どんどん貧しくなる日本をまとめてみましょう。
②所得再分配を加味しても、中央値は509万円から374万円へ27%(135万円)減少
③日本は社会保障や消費税を鑑みると、使えるお金はどんどん減っている
④そこ円安が拍車をかけて、日本の中間層はすでに死にかけ
⑤投資は円安に強いので、すぐに始めるべき!
資産を減らさない、増やしていく為にも一番簡単にできることは投資です!