確定拠出年金を見直し!なんとリスクが低すぎる状況だった!

企業型確定拠出年金(DC)の運用報告書をふと見て気が付きました。
あれ?思ったより増えていない。。
これはなぜだと思い、購入している資産を調べてみました。
なんと全然リスクを取っていない運用をしていることに気が付きました!
という訳ですぐさま購入資産の変更をしました!

株高でDCも増えていると思ったら

DCの運用成績書が半年に一回送られてきます。
私が勤める会社は私の入社当初の10数年前からDCを導入しています。
私も入社当初からDCで運用をしています。
毎月数万円ですが、積みあがって世界的な株式の上昇で利益が増えていると思いきや、15%程度の利益しかありません
もちろん15%の利益だって十分な利益ですが、私が他に所有している資産に比べると成績としてはあまりよくはありません。

なんでこんなに利益が出ていないのか購入している投資信託を調べてみました。

ミドルリスクの資産を購入していると思いきや、低リスク

元々、成長・安定型の投資信託を購入しており、ミドルリスクの投資信託だと思っていました。
成長型であればある程度はリスクを取っていると思って投資信託の中身を見てみました。

下記の投資信託を購入していました。

DIAM バランスF<DC年金>2安定・成長型

  • 国内株式30%
  • 国内債券43%
  • 外国株式12%
  • 外国債券12%
  • 短期金融資産3%

上記が基本アセットアロケーションとしています。
なんと国内債券が43%!!!!

リスクがほとんどない資産が4割以上!
短期金融資産も含めると、ほぼ半分がノーリスク資産となっており、この世界的な株式相場の上昇に乗っかっていませんでした。
そりゃ10年経ってもあまり資産が増えない訳ですね。
まだ30代ですのでDCを受け取るまで、まだ25年以上あります!
こんなに低リスクでは全然ダメですね!
という訳で投資する投資信託の変更をいたしました!!

株式比率!海外比率を上げる!

今回購入する投資信託で目指すことはリスクを高め、リターンを高めるです!
その為には国内債券を減らし、株式比率を上げ、さらには海外の比率を高める必要があります。
さらに、アクティブファンドではなく、コストを意識してインデックスファンドを選んでみました!

企業型確定拠出年金ですので選べる投資信託は限られています。
その限られた選択肢の中で、フィットする投資信託を探しました。
選んだ投資信託は下記の日本です。

  • DC外国株式インデックスファンドL 50%
  • DIAM バランスF<DC年金>3成長型 50%

DC外国株式インデックスファンドLはMSCIコクサイ指数に連動しており、短期金融資産を除きほぼ全額を海外株式に投資をしています。

一方、DIAM バランスF<DC年金>3成長型はもともと購入していた投資信託のリスクを若干高めた投資信託です。
投資のポートフォリオは下記となります。

  • 国内株式40%
  • 国内債券22%
  • 外国株式19%
  • 外国債券16%

国内債券は20%程度にして、日本株式に40%と国内比重が若干高めです。

100%海外株式では若干リスクが高くなりすぎるので、日本株式や国内債券などリスクが低めの資産を織り交ぜたいと思い、このファンドを選びました。
また、信託報酬もどちらのファンドも0.3%程度とものすごい低いです。
コストが低ければその分利益が出る可能性が高まりますね♪

海外株式比率が60%に!!DCはリスクを取るべき!

それでは、結局ポートフォリオはどうなったかを見てみましょう

  • 国内株式 20%
  • 国内債券 11%
  • 外国株式 58%
  • 外国債券   8%

海外株式の比率がなんと58%!!6割近くを海外株式へ投資をしています!

これだけリスクを取ったDC運用をする人はほとんどいないのではと思っています笑
個人的な考えですが、若いうちはDCでひたすらリスクを取るべきだと考えています

DCは時間が最大の武器!

その理由はDCを受け取るのに20年以上の期間があるからです。
投資の最大の武器は時間です。
DCは受け取るまでに時間がかかり、時間を思いっきり使ってリスクを取っても残りの時間でリカバリーが可能です。
その為、受け取るまで10年以上残っているのであれば、積極的にリスクを取るべきだと思います。
もし、失敗したとしても時間が解決してくれます。

日本よりも海外の成長性を見る!

日本よりも海外比率を高めた理由は成長性です!
日本株式は上昇しているとはいえ、まだバブル期の最高値まで達していません。
一方でダウ平均などの海外株式を見ると、最高値を毎年のように更新しており、リーマンショックの水準を優に超えています。
つまり、成長性の高い海外株式の比率を高めることによって、長期的に見れば利益が出る可能性が高いです。

また、日本企業に勤めている間は日本というリスクをモロに受けている状況です。
投資の基本は卵を一つに盛るなです。
つまり、日本企業というリスクを背負っている状況ですので、DCくらいは海外に分散させています!

DCは自動積立で購入しているため、あまり定期的にチェックをしている方は少ないと思います。
年末年始のこのタイミングはDCを見直す最大のチャンスです!

私のように10年もの期間を無駄にしたことを悔いずに済むでしょう!
DCは自身の残りの期間も考えて、しっかりとプランニングしていきたいですね!

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