2022年に入り相場は下落しています。
2022年の大発会では29,000円を超えていた日経平均株価も一時26,000円台まで下落。
2020年のコロナ相場以来の下落となっており、投資ブームが起きた初心者投資家にとってはつらい日々が続いていると思います。
さて、相場が下落した時はどんなスタンスをとるべきでしょうか?
暴落の時はスタンスを大切に
暴落は誰でも不安になります。
自分の持っている株式の評価額がどんどん下がり、なんで投資をしてしまったのか等と考える事が増えてしまいます。
私も自分の資産が毎日目減りをしていくのを見ると、さすがにこのままで大丈夫かと不安になる気持ちがあります。
しかし、不安な気持ちが続くと正しい判断ができません。
投資をしていく上で一番大事なのはメンタルです!
焦りや不安は間違った判断をしてしまいますので、落ち着いて対応することが非常に大切です!
そこで暴落した時の正しい投資のスタイルを紹介します。
①ルールを決めて損切をするスタンス
まず一つ目がルールを決めて損切をするということです。
暴落直前と比べて10%下落したら売却するなどルールを決めて機械的に実践をしていきます。
ルールに忠実な為、自身の判断の必要はありません。
あとはルール通りに損切する勇気が必要です。
もう少し上がりそうだから損切をしたくないという気持ちはわかります。
しかし、それは上がった場合はラッキーですが、下がった場合は悲惨な結果になります。
注意が購入金額よりも下がったらというルールを設定するといつまで経っても利益はでません。
買った株式を損したら売るというルールになりますので、投資をすれば必ず損をしてしまいます。
ここで重要なことは決めたルールを必ず守るということです。
自分自身をしっかりと律して、ルールを守る投資をしていくスタンスです。
②長期保有と割り切るスタンス
次は何があっても売却しないというスタンスです。
長期的に保有をして、配当や株主優待をもらい続けるというスタンスです。
つまり売却はせずにずっと持ちづけるということです。
この時にやることは持っている株式の評価額を見ないということです。
大きな損になっていると不安な気持ちは増えていきます。
せっかく、自分が良いと思って目利きした銘柄です。
ビジネスモデルが変わったり、市場が変わるなど外的要因でその会社の業績が悪くなるまでは絶対に売却をしないという気持ちが大切です。
不安な気持ちが大きくなれば、判断を誤る可能性がでています。
自分が信じて購入した銘柄を信頼して持ち続けていきましょう。
ずっと持ち続けられるお得な株を持ちつづけていくスタンスです。
③暴落はチャンスと考えるスタンス
最後は暴落をチャンスと見て、欲しい株式を買うというスタンスです。
ここまでくると投資のプロですね(笑)
相場が下がれば、すべての株式はお買い得になります。
暴落は株式のバーゲンセールと言われています。
自分で欲しいと思っている銘柄を安く購入できるチャンスです。
この時にほしい株式を安く購入して、株主優待や配当を狙っていきます。
投資家としての正しい投資をするスタンスです!
もし相場が回復すれば含み益もあり、将来的に資産が安定していきます。
スタンスは銘柄別でもOK
持っている全ての株式に同じスタンスを取り必要はありません。
①ルールを決めて損切をする銘柄はもう持っていてもしょうがないなと思う株式や、値上がり目的で買った株式が対象です。
早めに損切をして、損失をいかに抑えるかという判断。
②長期保有と割り切る銘柄はずっと持ち続けたいファンの株式やお得な株式が対象です。
自分が信じて購入した銘柄を持ち続けるという判断。
③暴落はチャンスの銘柄は興味がある会社の株式や将来の為に購入していたい株式が対象です。
暴落はチャンスと見て、欲しい銘柄お購入するという判断。
それぞれのスタンスを銘柄別に決めて、スタンス別の行動をしていくことが大切です。
日和見に判断をせずにルールを決めて、暴落でも焦らない投資をしていきましょう!
暴落した時の3つの投資のスタンスと考え方のまとめ
暴落した時の3つの投資のスタンスと考え方をまとめてみましょう。
②長期保有と割り切るスタンス
③暴落はチャンスと考えるスタンス
しかし、私自身の基本スタンスは長期保有ですので、焦って売却をしたりはしてません。
下がってはいるけど、必ずまた復活すると判断をして、継続保有をしています。
これくらいの下落は焦らずに、しっかりと自分の考えを持って対処していきましょう!
それでは投資の初心者の方もこの下落相場へどう立ち向かうかのヒントになればと思っています。