日本は投資の後進国と言われていましたが、年々投資が根付いてきているように感じています。
特にコロナ禍になり、投資を行う方が若者を中心に増えています!
そのような中、RENOSY(リノシー)を運営する株式会社GA technologiesの調査によると、20代の7割以上が、「友人・知人と資産運用について話す」と回答しており、20代では投資が当たり前の世の中になってきています。
投資は20代では当たり前
「RENOSY(リノシー)」を運営する株式会社GA technologiesが投資・資産運用に関心がある20-50代男女、合計444名を対象に、インターネットにて「投資・資産運用に関する調査」を実施しました。
資産運用の話題はスタンダードに!?20代の7割以上が友人・知人と資産運用について話すと回答、一方50代は3割という結果に
その結果によると、今の20代、Z世代にとっては投資が当たり前であり、7割の方が友人と話すという結果になりました。
驚くのはお金を持っていそうな50代ではわずかに38%となっています。
日本人の教えの中にお金の話をする事はタブー化されていた部分があります。
特に労働以外で稼ぐお金に対してはタブーがあり、楽してお金を稼ぐことは美徳ではありませんでした。
しかし、労働で給料が伸びていかない時代になったので、労働以外での収入が当たり前になっています。
youtuberなどの台頭も大きく、お金に対してはよりオープンになってきていると感じますね。
資産運用の話題はスタンダードに!?20代の7割以上が友人・知人と資産運用について話すと回答、一方50代は3割という結果により
老後の不安は全世代で8割が不安
資産運用の目的に老後の資金という方も多いと思います。
私自身も老後の資金の足しにするために資産運用をしています!
その為にキャッシュフローの改善と複利による資産の増加の二軸で投資を行っています!
現状の積立状況は下記の記事を参照!
老後2000万円問題も話題になってこともあり、将来に不安を感じている方は各世代で8割近くが感じています。
資産運用の話題はスタンダードに!?20代の7割以上が友人・知人と資産運用について話すと回答、一方50代は3割という結果により
驚くことに不安と感じている割合が一番多いのは40代という結果になりました。
就職氷河期世代も多いこと、また老後が少し見え始め、このままだとどうなるかが見えてきた世代です。
一方で30代が一番不安に感じている人が少ない世代となりました。
私も30代ですが、少し不安を感じています。
しかし、老後はまだまだ先であることやまだまだ昇給などがあるので、大きな不安がないことでしょう。
20代はまだまだ老後は先ですが、景気が良いことを本当に知らない世代です。
Z世代の特徴としては経済面では保守的という特徴があります。
Z世代はITバブルの崩壊やリーマンショック、東日本大震災など、不況や不安な社会情勢を経験しています。
さらに親世代の終身雇用制度の崩壊を見て育っているため、経済面では基本的に保守的で、現実の生活を重視するリアリストの傾向があるといえます。
講談社 Z世代とは? その価値観や消費行動と、SDGsへの影響力 より
リアリストで経済的に保守的という考えとしては、将来に不安を感じる方も多くなる要因です。
漫然とした老後への不安が調査結果に表れています。
貯金より投資・資産運用派が多数!なんと20代は毎月5万円も投資
驚くべきことに20代の毎月の投資額は5万円という調査結果です!
投資を行っている方に対する質問ですが、20代からここまで多くの金額を投資に回せていることには驚きです。
将来の不安に対して、資産運用をしなければならないと思っている方が多いのではと思われます。
資産運用の話題はスタンダードに!?20代の7割以上が友人・知人と資産運用について話すと回答、一方50代は3割という結果により
そして、資産運用に不安がない方が多いのも特徴です!
投資・資産運用を行っている20代に、「あなたは現在、資産形成について、どのくらいの不安がありますか」という質問に対し、20代は66%が「不安はほぼない・全く不安がない」と回答しました。
一方で30代は「不安はほぼない・全く不安がない」と回答したのは53%と資産形成については20代の方が怖いもの知らずです!
20代だとまだ資産運用を始めて年数が短いです。
実際にここ数年は投資にとって相場が上昇しており、投資をする環境としては利益が出やすい状況でした。
20代の投資家は良い思いをしている方も多いので、まだ投資で大きく損をしたことがない事も要因でしょう!
Z世代は投資が当たり前のまとめ
それではZ世代は投資が当たり前をまとめてみましょう。
②20代は老後の不安と感じる人が9割以上で30代よりも高い
③20代が老後の不安を感じるのはZ世代の特徴
④一方で20代は投資環境が良く、投資に対する不安は少ない
一方で投資環境が良く、投資に不安を感じている人が少ないのも特徴です。
投資のすそ野が広がっている事は非常にうれしいと思いますが、今回の下落で投資を辞めてしまう事は非常にもったいないと思っています。
これくらいの下落は長く投資をしていればよくある事です!
ここで投資をして、将来の長い期間にわたって利益を出すチャンスです。
20代の若い世代であれば、まだまだ取り返しがつくタイミングですので、決して投資を辞めないことをオススメします!
さらに若い世代に投資が広がり、正しい投資のすそ野が広がっていくことを期待しています!