2021年12月!高配当ETFに衝撃が走りました!
それはアメリカの高配当ETFで有名なSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)の分配金が、前年月比79%の減配となりました。
私自身も保有をしており、キャッシュフロー改善を目的にSPYDに投資をしています。
今回の減配にはがっくりとしています。
SPYDの配当が対前年同月比79%減
高配当ETFで保有している方も多いSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)です。
2020年はコロナ影響で減配をしていましたが、2021年は絶好調でした。
2020年の同月と比較すると、3月は約61%もの大増配、6月は約9%の増配、9月は約47%もの大増配です!
その為、12月の配当も期待していました。
しかし、配当を見てみるとなんと前年同月のSPYDの分配金は0.606617ドルでしたが、0.127557ドルに。
なんと対前年同月比79%減という結果になってしまいました。
個人的には結構衝撃的な内容です。
その理由はインカムゲイン目的で、このETFに投資をしているからです。
2020年からキャッシュフローの改善を目指してアメリカETFを積立購入しています。
その中の1銘柄がSPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)でした。
今回の減配影響はかなり大きい状況です。
減配とはいえ、まだ配当利回りは3.8%
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)は年に4回の配当があります。
配当利回りの考え方次第ですが、2021年の実績か今回の配当の4倍かで配当利回りは異なります。
2021年12月17日時点の株価($41.08)で計算してみましょう。
①2021年の実績で計算(3.8%)
3月配当0.636159+6月配当0.398912+9月配当0.386582+12月配当0.127557=$1.54921
$1.54921÷41.08=0.0377…(=3.8%)
②2021年12月配当の4倍で計算(1.2%)
12月配当0.127557×4=$0.510228
$0.510228÷41.08=0.0124…(=1.2%)
計算方法によっては異なりますが、2021年の実績から考えると3.8%となります。
2021年の実績だけを考えると、まだまだ高配当ETFの分類となります。
しかし、1.2%まで下がると普通のETFと同レベルまで下がってしまいます。
今後の方向性は配当を見て決める
今回の大減配で手放そうと考えている方も多そうです。
それでは私の戦略をどうするのかを見てみましょう。
結果としては、このまま様子見です。
もし3月も大幅減配となれば、処分をして新しい高配当ETFに投資をし、3月に増配または2021年と同レベルであればそのまま保有と積立ETFをし続ける予定です。
アメリカでも人気のETFですので、そう簡単に大幅減配が続くとは限りません。
減配が続くようなら高配当というメリットがなくなるので違う高配当ETFへ変更し、高配当が続くようであれば目的は達成できるのでイレギュラーとして目をつぶる予定です。
個人的には今回の減配の理由などをしっかりと説明してもらえると、今後も保有し続けようと思っています。
SPYD79%の大幅減配のまとめ
それではSPYDの大幅減配についてまとめてみましょう。
②インカムゲイン目的で購入している筆者もがっかり
③それでも2021年の実績は3.8%と高配当ETFとしては優秀
④今後の動向は3月の配当次第で決めていく
長い人生のわずか3か月ほど先延ばしにしても、大きな影響はないでしょう。
2022年3月の配当には期待したいですね。