不動産投資をするならREITがオススメする4つの理由。

最近は不動産投資で不労所得を目指す方が増えています。

不動産投資の基本はマンション投資やアパート投資など、実際に物件を購入し賃貸収入を得る方法が中心です。
中にはフルローンで物件を購入する方もいるそうです。

私自身は不動産投資にはあまり賛成をしていません
手間や安全性を考えるとREITの方がオススメだからです

FIRE目的で不動産投資は危険

最近はFIREという言葉が流行っており、20代、30代で目指している方も多いでしょう!

FIREとは「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」という意味です。
つまり、資産を大きくして、労働に頼ることなく退職することを言います。

アマゾンを見ても関連した書籍が多く出ています。

 

特に有名なのが「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」という本です。

FIREについては、過去の記事でまとめていますのでこちらもご覧ください!

本気でFIREはかなりの覚悟が必要。だったら5,000万円の資産を作って「サイドFIRE」を目指せ!

最近よく聞くFIREとはなにか?日本でFIREを目指すなら年収30倍の資産を作れ!

FIREを目指す方での成功例として不動産投資を行い、所有物件を増やしている方もいます。
もちろん、不動産投資で成功をしている方もいますが、個人的には不動産投資でもFIREはかなりハードルが高いです。

不動産投資のメリットとデメリット

それでは不動産投資のメリットとデメリットを見てみましょう。

不動産投資のメリット

  1. 毎月の定収入が確保
  2. インフレリスクに強い
  3. ローンによるレバレッジ効果

不動産投資のデメリット

  1. 空室リスク
  2. 割高な物件を購入してしまうリスク
  3. 流動性の低さ
  4. 修繕などのメンテナンスが必要

大まかに見るとこれらのメリットとデメリットがあります。

購入した物件に入居者が入ると定期的な家賃収入を期待できます。
また、土地以外の建物などは減価償却により費用化できるため節税効果もあります。

一方でデメリットは空室や情報の情報の非対称性により、購入者の方が不利になる点です。
私達一般人は物件に対する情報が少なく、プロの不動産投資家や企業に比べて、有利な物件を得るのは非常に難しです。

売りたいときにすぐに売れないのが不動産投資です。
そして、継続的な入居者を得る為には物件の修繕などのメンテナンスも必要となります。

物件購入時にローンを組むことにより少ない元手で大きな投資が可能ですが、これはメリットでありデメリットです。
しかし、これはFXなどでいうところのレバレッジです!
成功すれば大きな利益を目指せますが、失敗すれば借金が残ってしまいます。

なにかあった場合の出口戦略が見えずらい、不動産投資ではメリットにはなりにくいと思っています。

不動産投資の4つのデメリットはREITでカバーできる!

それでは不動産投資をしたいのであれば、なぜREITをオススメするのでしょうか?
それはREITは不動産投資のデメリットをカバーできるからです。

REITとは投資者から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を原資として投資者に配当する商品です。

それではどうやってデメリットをカバーできるかを見てみましょう。

空室リスク

REITは幅広い不動産を購入する為、一部屋が空室になったとしても、他の物件から収益を得ることができます。
つまり、不動産の分散投資と言えるでしょう!

もし一つの物件であれば、そこが空室になれば収入を得ることができなくなります。
一方で複数の物件を持っていれば、1つ収入がなくなったとしても、他の物件でカバーすることが可能です。
一人で複数の物件を持つには資金が必要ですが、REITであれば数多くの投資家が出資をするため、分散投資が可能になります。

割高な物件を購入してしまうリスク

REITはプロの投資家が運用しています。
その為、情報も私達よりも持っているので、利益に見合わない変な物件を購入する可能性も低いです。

不動産はあたり物件もあれば、外れ物件もあります。
それを見極める事は経験が必要で、素人には難しい面もあります。

まずは購入して経験を積むこともできますが、失敗した場合の勉強代も非常に高額になります(笑)

それを防ぐためにはプロの目に頼ることができるREITは魅力ですね。

流動性の低さ

REITは市場で売買できるため、買いたいときに購入でき、売りたいときに売ることができます。

不動産投資では、物件を買いたい人を非常に高額な手数料を払って探してもらう必要があります。
また、購入者が決まってもすぐには売買できない為、すぐにお金が欲しい場合はデメリットが多いです。

修繕などのメンテナンスが必要

不動産物件は必ずメンテナンスが必要です。
水漏れからトイレの故障、エアコン、給湯器など様々な修繕が必要です。
これらにはお金がかかりますし、メンテンナンス会社とのやりとりも必要となります。

REITはそれらの費用は収入から差し引かれて、配当が出ます。
その為、メンテンナンスを考える必要はありません。

REIT投資のまとめ

それではREITをオススメす4つの理由をまとめてみましょう。

①不動産投資は空室リスク、割高リスク、流動性リスク、メンテンナンスのリスクがある
②REITはそれらをカバー可能
③FIREを目指すなら、不動産投資はリスクが高い
④不動産投資をしてみたいのであればREITがオススメ

不動産投資を決して否定するわけではありませんが、リターンに対してリスクが高いと感じています。

不動産投資は安くても数百万円の投資が必要ですので、気軽にできる投資ではありません。
成功している方もいますが、再現性が他の投資と比べて低いため、そう簡単に真似はできません。

しかし、不動産投資の安定収入は非常に魅力的です。
REITであれば、お手軽に不動産投資をできるので、初心者でもオススメです。
星野リゾートのような普通の不動産投資でも購入できない物件に投資ができるのも、REITならではの良さですね!

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