FUNDINNO(ファンディーノ)で倒産案件の建設テックラボに投資をしていた件

3年前から投資をしている株式投資型クラウドファンディング。
主にFUNDINNO(ファンディーノ)で投資をしていましたが、倒産案件をつかんでいたことに気が付きました。
投資していた建設テックラボの精算配当のメールを見ると、なんと2020年6月に会社精算を決定していました。

株式投資型クラウドファンディングは高リスクで倒産もあり得るが・・・

今まではベンチャー企業に投資ができるのは企業や富裕層など一部の限られた人しかできませんでした。
しかし、近年では10万円から簡単に投資をできる株式投資型クラウドファンディングが流行っています。

10万円からエンジェル投資家になれる!株式投資型クラウドファンディングとは?

10万円と少額からベンチャー企業に投資ができますので、2021年以降はブームが来るのではと思っています。
私もFUNDINNO(ファンディーノ)を使って、4社に投資をしています。

しかし、その4件の内の1件である建設テックラボが倒産をする予定ということに気が付きました

ベンチャー企業への投資ですので、リスクがあるのはわかっていましたが、少しショックがあります。

FUNDINNO(ファンディーノ)の倒産案件はわずかに4件

ベンチャー企業への投資ですので、倒産のリスクは普通の企業よりも高いと思われがちですが、FUNDINNO(ファンディーノ)での倒産案件は建設テックラボを含めてわずかに4社です。
成約件数は2021年4月時点で154件ですので倒産確率はわずかに2.6%と、実際には高くありません。

ベンチャー企業のX年後の生存率を示す統計を日経ビジネスが出しています。

創業から5年後の生存率は15%
10年後の生存率は6.3%
20年後の生存率は0.3%

5年で15%が倒産すると考えると、今のところFUNDINNO(ファンディーノ)の倒産確率は平均よりも低いということですね。

倒産が確定しているのは下記です。

  • ブレスサービス
  • ユニボット
  • MU
  • 建設テックラボ

この中の建設テックラボを当ててしまうところが悲しいところですね。

メールで建設テックラボの会社精算を知る

建設テックラボの会社精算を知ったのは先日、会社精算の配当の入金口座の確認でした。

残余財産分配のための振込先口座についてお知らせ

拝啓  ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

  昨年の臨時株主総会により弊社の清算が可決されたため、現在、弊社は清算手続を行っており、株主の皆様に分配することができる残余財産の1株あたりの具体的な金額の算定を行っております。昨年の臨時株主総会以降、株主の皆様へのご案内が十分にできておらず、多大なるご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

  「会社清算及び株式売却のお願い」にてご案内しました通り、弊社は清算手続を経て株主の皆様に残余財産を分配する予定でございます。こちらの手続では、弊社の資産を可能な限り現金化したうえで、全ての株主の皆様に対し、持株比率に応じて分配いたします。

まぁ、マジかと思いましたよね(笑)

というか、2020年に来ていたのかよと思い、過去メールを見ると2020年4月に会社の清算が決まっていたようです。
コロナと仕事の繁忙期でメールを完璧に読んでいない時期でした。
これは私自身の不徳と致すところです。

2020年4月株式譲渡をすれば10万円が1.5万円になっていた

2020年4月の精算前に事業譲渡の為、株式の買い取りを行っていました。
まぁ、売り先が株主が多いことを毛嫌いしたため、このような手法にしたのでしょう。

1.    譲渡代金(分配額)

1株当たり1,516円(事業譲渡の対価(予定)の総額をFUNDINNOを通じて弊社にご出資頂いた株主の皆さまの持株数で除した金額。)

譲渡価格は1株当たり1,516円です。

FUNDINNO(ファンディーノ)で投資をしたときは10万円で10株が交付されていますので、ここで譲渡をすれば15,160円となります。

2018年11月に出資をしているので、10万円が1年半ほどで1.5万円まで減った計算ですね。
もちろんベンチャー企業ですので、損をする可能性が高いことはわかっていましたが、決算書を見ても売上は0円ですので、事業としては成り立っていなかったということでしょう。

ほぼ初めて購入した株式投資型クラウドファンディングですので、事業内容や財務状況を甘く見すぎていたと後悔していた会社です。
いまさら言い訳をしてもどうしよもうないですが、少し悔やまれます。

問題は今回の清算配当がいくらになるかはこれからの通知となります。
2020年4月時点では「分配金額は上記買取価額の数分の1程度となる見込みです」と記載があるので、数千円になると予測しています。

FUNDINNO(ファンディーノ)で倒産案件のまとめ

それでは今回は悔やまれるFUNDINNO(ファンディーノ)で倒産案件についてまとめてみましょう。

①FUNDINNO(ファンディーノ)で倒産案件はわずか4件
②その一つ建設テックラボを引き当てる!
③株式譲渡の場合は10万円が1.5万円に。
④精算配当の場合はさらに下がる見込み
気が付かなかった自分も悪いですが、メールを見てびっくりしています。
たしかに、コミュニケーションも少なく不安な案件であったことに間違いがありません。
とりあえず清算配当が来た時にいくらになるかを楽しみにしています。
倒産案件をつかんだものの、今年もFUNDINNO(ファンディーノ)でエンジェル投資をやる予定でいます!
https://investor-diary.com/160/
東京プロマーケットに上場をした会社もありますので、今後に期待をしていきたいですね!
FUNDINNO(ファンディーノ)
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