当初は直販のみの販売でしたが、最近ではネット証券などでも取り扱いをしています。
私もメイン証券のマネックス証券で購入をしていますが、SBI証券の他の証券会社も取扱をしています。
さて、そのひふみ投信が2つの新しい投資信託を3月30日より運用が開始します!
ひふみ投信から「ひふみらいと」「まるごとひふみ」デビュー
ひふみ投信が3月30日から運用開始する投資信託は「ひふみらいと」「まるごとひふみ」です。
どちらもひふみ投信初のバランスファンドとなります!
現状はひふみ投信とひふみワールドの2つの投資信託を運用していますので、ひふみ投信は合計で4つの投資信託を運用することになります。
現状の2つの投資信託を見てみましょう。
現状のひふみ投信での取り扱いは大きく分けるとひふみ投信シリーズとひふみワールドシリーズの2つです。
ひふみ投信は国内株式、ひふみワールドは海外株式のみです。
直販の名前はそのままで、他の証券会社での取り扱いは「プラス」と名前が付き、確定拠出年金での取り扱いは「年金」の名前が付きます。
それでは新しく登場する2種類のバランスファンドを見てみましょう!
ひふみらいとは債券中心のローリスク
まずはひふみらいとを見てみましょう!
ひふみらいとの特徴は債権比率を高くとることによる、ローリスクの投資信託です。
投資を始めたばかりで、元本が減りにくい初心者向けの投資信託と言えるでしょう。
債権比率が90%で株式比率は10%です。
株式は国内株式が5%と海外株式が5%で、半分半分になっています。
債権比率が非常に高いので、大きな利益を狙うことはできませんが、まずは少しでも投資を始めようと思っている方にはオススメです。
あまり損をする可能性が少なく、多少は海外を含めた株式にも投資をしています。
年配の方など、投資をしたいがあまり資産を減らしたくない方にピッタリでしょう。
ひふみらいとはひふみ投信の直販での発売のみになります!
まるごとひふみはリスクにあわせて3種類!
まるごとひふみはひふみらいとよりも株式の組み入れを増やしているバランスファンドです。
株式の比率にあわせて3種類の投資信託を設定しています。
- まるごとひふみ15 債券85% 株式15% (ひふみ投信マザーファンド9%、ひふみワールドファンド6%)
- まるごとひふみ50 債券50% 株式50%(ひふみ投信マザーファンド30%、ひふみワールドファンド20%)
- まるごとひふみ100 株式100% (ひふみ投信マザーファンド60%、ひふみワールドファンド40%)
15、50、100という数字は株式の比率を表しています。
15だとひふみらいとの10%よりも若干高い15%で、最大の100は株式の比率が100%で債券には投資をしません。
数字が大きくなればなるほど、リスクが高くリターンを期待できます。
まるごとひふみはひふみ投信の直販以外にも銀行で4社、証券会社では7社が取扱をします。
ネット証券ではマネックス証券、SBI証券、楽天証券で取り扱いをします!
ひふみ投信はバランスファンドの為に債券専用部門まで作った!
ひふみ投信は現状の2ファンドは株式のみのファンドの為、債券の取り扱いはありませんでした!
しかし、今回バランスファンドを作るにあたり債券部門とバランスファンドの部門を発足させています。
「ひふみらいと」「まるごとひふみ」の運用を開始するにあたり、債券運用を行なう「債券戦略部」、バランスファンドの運用を行なう「未来戦略部」を立ち上げました。
ひふみグローバル債券マザーファンドは、「ひふみらいと」「まるごとひふみ」のために新規設定・運用を開始いたします。ひふみグローバル債券マザーファンドのファンドマネージャーは債券戦略部長の福室光生が就任いたします。
(ひふみ投信HPより)
これだけ力を入れているのは驚きですね!
その分、この2つファンドに注目ですね!
ひふみ投信は株式の運用には定評がありますが、債券の運用については未知数です!
株式同様に市場よりも良いパフォーマンスを期待したいです!
「ひふみらいと」「まるごとひふみ」のまとめ
それでは最後にひふみ投信が新しく運用開始する二つのバランスファンド「ひふみらいと」「まるごとひふみ」をまとめてみましょう。
②ひふみらいとは90%を債券に投資するローリスクファンド
③まるごとひふみは15、50、100と株式の比率に応じて3つのファンドを設立
④ひふみ投信はバランスファンドの為に債券部門、バランスファンド部門を発足させる力の入れよう
その分、どれだけ良い結果が出てくるかがひふみ投信の腕の見せ所ですね!