アマゾンは何で儲けているのか?AWSの次は広告事業が柱になる!

世界最大のEC取引の企業といえば、皆さんがご存知のAmazon.comです。
アマゾンは月に何回も利用しており、世界中の人をワクワクさせる企業です!
このアマゾン、ECで利益を出しと思いきや、実はAWSというクラウドコンピューティングサービスの利益が高いのが特徴です!
しかし、ここ最近伸びているのが広告事業です!

アマゾンの売上は世界で30兆円を超える

アマゾンの売上がいくらかをご存知でしょうか?

アマゾンは2019年(1月~12月)の売上はなんと2805億2200万ドルで日本円に換算するとなんと30兆5768億円となります。
日本の企業で売上高トップのトヨタ自動車が約30兆円の売上ですので、売上高の大きさには驚きですね。
2020年も非常に好調で第三四半期の4か月間の売上が10兆円となっており、過去最高益を更新しそうです。

2019年の売上をセグメント別に見ると下記の状況です。

オンラインストア売上  1412億4700万ドル  14.8%増
実店舗売上         171億9200万ドル  0.2%減
第三者販売サービス売上   537億6200万ドル  25.8%増
サブスクリプションサービス売上 192億1000万ドル 35.6%増
AWS                               350億2600万ドル 36.5%増
その他                               140億8500万ドル 39.3%増

それぞれの売上の内容を見てみましょう!

オンラインストア売上はご存知の通りネット通販です。
実店舗売上は大部分が買収したホールフーズ店舗の実際に店舗で購入されたものです。
第三者販売サービス売上はマーケットプレイスなどの手数料収入。
サブスクリプションサービス売上はアマゾンプライムなどの年会費などで、プライム会員はなんと1億5000万人を超えています。
AWSはご存知の通り、アマゾンウェブサービスでクラウドコンピューティングサービス。
その他は広告サービスやクレジットカード契約などの売上となります。

今まではアマゾンの利益を大きく稼いでいるのはAWSでしたが、今後の急成長が期待されているのは、その他の中にある広告事業です!
その他がセグメント別で売上増加率はトップとなっていますので、今後も成長が見込まれています!

広告事業は急成長中

アマゾンの広告事業がどんなものかを見てみましょう。

Amazon Advertisingというサービスを展開しています。

例えばスポンサー広告では下記の説明です。

スポンサー広告では、商品検索ワードや商品をターゲットとし、Amazon内で目に付きやすい掲載枠(商品検索結果の最初のページや商品ページなど)およびAmazon外に広告を掲載できます。

つまり、アマゾンのページの良い場所を広告料を払って掲載する仕組みです。

リアル店舗でいえば、一番良い場所に自社製品を置いてもらうことに似ているでしょう。
アマゾンのページビューは多い上、ほしい商品を検索して目立つ場所に自社製品を置けば、売上の増加を期待できます。
商品を検索して、目立つところに商品があれば、なんとなくクリックしてしまう経験が皆様もあると思います!

この広告事業は急成長しており2025年には5兆円という予測も出ています。

AWSが現在アマゾンの利益をけん引していますが、広告事業が5兆円の売上となれば広告事業が新たな柱となるでしょう。
その理由は自社プロダクトに対する広告の為、原価が非常に低く利益率が高いからです。

広告事業の売上が増えれば増えるほど、利益率の高い売上増え、アマゾンの利益が増えていきます。

アマゾンに日本からも投資ができる!

そんな急成長中のアマゾンですが、日本からも株式投資が可能です。

SBI証券を使えば 米国株式のご購入は「1株」から購入が可能です。
アマゾン株は約3,300ドルですので1株34万円ほどから購入できます。
アマゾンへの投資を考えているのであれば、是非とも口座を作っておきたいですね!

SBI証券[旧イー・トレード証券]

まとめ

それではまとめてみましょう。

①2019年の売上高は30兆円
②その他の売上が成長中!主な要因は広告事業
③広告事業は利益率が高く、アマゾンの利益の柱となる!
以上となります!
アマゾンの広告事業の今後の成長には注目ですね!
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