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三菱UFJ銀行とNTTドコモの連携!投資へどのような影響があるのか?

NTTドコモと三菱UFJ銀行は、金融事業で包括提携する方針を固めました!
どちらの企業も業界NO.1企業です!
この2社が金融分野で連携することにより、投資家にとっては有益な影響があります。
また、若者など投資に対するハードルはより低くなるでしょう。

三菱UFJ銀行とNTTドコモの連携

報道内容をまとめると下記の内容になります。

新会社を作り、スマホを窓口として金融事業にドコモが本格的に乗り出すということですね。

ドコモは金融事業でKDDIやソフトバンク、楽天と比べると出遅れている感があるのは間違いありません。
今回の業務提携で新しいサービスが見えてくるかもしれません!

携帯キャリアの金融関係をまとめてみる

それでは携帯キャリアと金融関係の会社をまとめてみましょう。

NTTドコモ KDDI(au) ソフトバンク 楽天
銀行 auじぶん銀行(三菱UFJ) ジャパンネット銀行(三井住友) 楽天銀行
証券等 THEO+docomo(お金のデザイン)
日興フロッギー+docomo(SMBC日興)
auカブコム証券(三菱UFJ)
auアセットマネジメント(大和証券)
One Tap BUY(みずほ)
LINE証券(野村)
楽天証券
カード dカード au PAYカード Yahoo! Japanカード 楽天カード
決済 d払い au PAY PayPay 楽天ペイ
ポイント dポイント ※Pontaポイント ※Tポイント 楽天スーパーポイント

 

楽天は楽天経済圏をもともと持っており、むしろ携帯キャリアは後発です。
その為、金融基盤としては楽天がトップですね。

携帯キャリアを中心としている会社としては、KDDIはauフィナンシャルホールディングスを作り、いち早く金融に参入しています。
また、ソフトバンクはZホールディングスの参加であるLINEやYahooを使って金融関係に参入をしています。
KDDIとソフトバンクの特徴としては、自社ポイントを持っていないことです
KDDIはPonta、ソフトバンクはTポイントと外部のポイントと連携をしています。

KDDIと三菱UFJ銀行の関係性はどうなるのか?

ここで気になるのが、三菱UFJ銀行とNTTドコモの連携により、KDDIと三菱UFJ銀行の関係性がどうなるかです。
KDDIは三菱UFJFGと連携し、携帯キャリアの中でも金融事業に力を入れています。
2019年にはKDDIの100%子会社のauフィナンシャルホールディングスを作り、金融事業の中核会社を作り三菱UFJFGから出資を受けている企業も多いです。

三菱UFJFGが出資しているauフィナンシャルホールディングスの企業を見てみましょう。

KDDIと三菱UFJフィナンシャルグループのつながりはかなり強いと言ってよいでしょう。
この三菱UFJ銀行とNTTドコモの連携により、今後はKDDIとの関係性が気になるところです。

古い考えかもしれませんが、競合2社と蜜月の付き合いは難しいと思います。
KDDIが三菱UFJグループとの関係をどうするか注目していきたいですね。

スマホ投資は少額・長期・ポイントが鍵

スマホ投資の鍵は少額、長期、そしてポイントです。
スマホ投資は若者など投資に興味のなかった方や投資をしたかったができなかった方へのアプローチ方法としては最適です。
その為には、いかに手軽にできるかが大きなカギとなります。

手軽さに必要なことは、投資への心理的ハードルを下げるポイント投資や少額投資がフックになります。
ただ、少額投資で大きなリターンは得られませんので、長期での投資がアピールポイントになります。

NTTドコモはdポイントという自社ポイントのサービスを持っていますので、他の携帯キャリアよりも強い武器を持っています。
実際にポイントが付きやすい銀行口座を作ったり、他のサービスでもポイントをアピールしてくるでしょう。
すでに日興フロッギー+docomo(SMBC日興)でポイント投資を始めていますが、これがさらに加速していくでしょう。

私自身もポイ活×投資を2021年は積極的に行う予定でいます。
そして、携帯はNTTドコモを使っており、メインの銀行口座は三菱UFJ銀行ですので、このdポイント経済圏と三菱UFJの連携は非常に楽しみです。
サービス内容次第では、この連携をフル活用するつもりでいます!

携帯キャリアが金融商品のポータルになる可能性が高まっています。
2021年はスマホ投資の元年です!
今まで以上に投資が身近に、そしてすそ野が広がっていくでしょう。
あとは、手数料が低ければ完璧と言って良いでしょう。

これからの投資がどう変わっていくか、そして投資が拡大していくか注目していきたいですね。